ニューヨークではいろいろな国の食べ物の出前をしてくれます。
中華はもちろんのこと、日本食も出前してくれます。日本食の出前をしている店は、だいたい日本人の経営ではなく、日本以外の東洋人の経営のお店がほとんどです。
中には、中華と一緒になっていたりして、出前のメニューにジャパニーズフードのコーナーがあったりします。
和食の出前もメニューがドアの下から差し込まれていることが多くて、そのメニューはトンカツや刺身や寿司など勢揃いしています。
お寿司は、にぎり寿司から巻物などが主で、カリフォルニアロールやドラゴンロールやレインボーロールなど、ニューヨークならではの巻き寿司が多々あります。
揚げたエビの天ぷらが中央に入った巻物の寿司もあったりします。
日本のおいしいお寿司に比べると、かなり程度は落ちますが、それでもなんとなく和食を食べている気分になれます。
日本食の出前もあたり前になりつつある出前ですが、中華や日本食の他にも、イタリアンの出前がわりと多くあります。
お店の前に出前用のメニューが置いてありますので、お店の前を歩いて通った時にそのメニューを取って帰ると、イタリアンを食べたいなと思った時に注文することができます。
メニューには、前菜からメインディッシュ、スープやサラダ、それにデザートまであって、私が一番好きだったのは、羊のホットチーズが添えられた野菜サラダと、チキンのオレンジソテーです。
サラダはいろいろな生野菜がミックスされて、ドレッシングがかかっていて、そのワキにゴートチーズ(羊のチーズ)が添えられてあって、野菜と一緒に食べるととにかくおいしいのです。
チキン料理もアルミホイルで出来た丸い器に入っていて、紙のふたがついていて、端を内側に折り込んでふたをした形で出前されます。
レストランが近いので、自転車で出前されるので、アツアツのまま届くことがほとんどです。
デザートにはティラミスを頼むことが多かったです。透明のプラスチックの容器に入れられて届けられます。
イタリアンレストランのティラミスは絶品で、本当においしいです。
電話で簡単にイタリアンが食べられるのは本当に便利だと思います。
他にも、インド料理やメキシカンフードの出前もあります。
私は中華とイタリアンの出前が好きでしたので、よく注文して持って来てもらっていました。
出前の人達は下層階級の人達がやっていて、あまり英語が得意ではないような人達で、出前をした時のチップで生計を立てている人達なので、チップはちょっと多めに渡します。